スポンジを使った定植

【縦型水耕栽培】スポンジを使った苗の定植方法

 こんにちは工場長です。今回は種苗店などで購入した野菜の苗をスポンジを使って縦型水耕栽培装置に定植する方法についてご紹介します。先日,地元の種苗店で200穴のセルトレイごと購入したリーフレタスがあったのでこれを使います。

使った苗(赤系リーフレタス)

10×20 = 200 株の赤系リーフレタスです。これで1,500円でした。安い。
セルから幼苗を取り出した状況。概ね7cmです。根は水で洗い,土を落とします。

スポンジの準備

 使うスポンジはなんでもいいです。ただし,メラミンスポンジはダメです。目が細かすぎて根がスポンジの中に入っていきません。清掃用品の白スポンジが安くて使いやすいのでお勧めです。ホームセンター等で手に入ります。
 スポンジは5cm角に切り出します。そこまで厳密でなくてもいいですが,小さすぎるとパイプの穴に引っ掛かりません(DV40 45°の内径は約45mm)。
 切り出したスポンジ角は縦に切れ込みを入れます。スポンジの長さの2/3程度でいいと思います。そのあとは水につけましょう。水の中で何度かスポンジを潰して,スポンジの中の空気を追い出すことが大事です。

スポンジは使う前に水につけてください。何度か水の中で潰すことでスポンジ中の空気と水を置換します。
大きさは大体5cm角程度にしていますが,厳密じゃなくていいです。パイプに引っ掛かればいいです。
スポンジの中心に切れ目を入れて,苗の根を挟み込みます。根の土は水で落とします。
根が傷むという意見もあるかもしれませんが,土による水質悪化を防ぐ目的でそうしています。

いざ定植

 といっても,パイプの穴に入れるだけです。少し奥行きがあるので,長めのピンセット(20cm弱)を使いながら定植すると作業しやすいです。

少し奥に押し込みます。根がきちんとパイプの奥に入るように丁寧に入れます。
定植後の様子。左半分が赤系リーフレタス,右半分は緑系のリーフレタスやチマサンチュ,サラダ菜などです。

まとめ

ホームセンターより種苗店の苗がむちゃくちゃ安いことに気づきました(遅い)。パイプを増やしてまた植えてみたいです。今回植えたリーフレタスについてはまた今度記事にします。

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